Imdex(IMD) 株主総会資料〔2015年11月〕

私が株を保有している、ASX上場企業のImdex(ティッカーコード:IMD)が2015年株主総会の資料をアップしていましたので、確認していきたいと思います。2015年10月の記事でImdexについての詳細を記載しましたので、今回はそのアップデートをしたいと思います。

Imdexは鉱山企業や石油ガス企業に対し、掘削関連のサービスを提供する会社です。大きく鉱業向けサービスと石油ガス向けサービスの2部門が会社の柱です。近年のコモディティ価格の下落で鉱山会社が掘削等の投資を凍結し、鉱業向けサービスの売上が激減。その代わりに石油ガス向けサービスの売上増で補っていた、というのが2012年から2014年6月期までの構図でした。

ところが2014年後半に石油価格が突然下落したため、2015年度は石油ガス向けサービスの売上も下落してしまったという踏んだり蹴ったりの結果になってしまいました。

数値の確認

imdex2015agmrevenue

上記はImdex社2015年株主総会資料から抜き出した数値です。これまで順調に売上が伸びていた石油ガス向けサービスにおいて、2015年になり売上が減少しています。しかしよく見てみると、鉱業向けサービスの売上は回復しつつあります。

次に、2015年6月期の各部門の税前・償却前・利払前利益を確認すると下記の通りです。

imdex2015agmebitda

ざっくり言うと、石油ガス部門では赤字、鉱業部門では黒字になっています。(個人的には税前利益の数値が欲しかったですが・・・。資料に無いので仕方ありませんね。)

Imdex社の過去の経緯と現在の状況

もともとImdexは、市況次第で売上が変動せざるを得ない鉱業会社向けサービスにおいて、売上を安定させるために石油ガス向けサービスにも進出したという経緯があります。しかし、Imdexによると石油ガス向けサービスは競争が激しく、なかなか収益を上げられないという課題がありました。

鉱業向けサービスでは、安定的に売上を計上できる生産段階のサービスを拡充していき、市況変動を緩和できる体制を整えていきました。

一方、石油価格下落により、石油ガス向けサービスの売上が激減し、赤字を計上することになりました。当初は鉱業向けサービスの市況変動に対応するために石油ガス部門に参入したのに、今では会社のお荷物となってしまったというのが現在の状況です。

今後の戦略

Imdexによると、これからは鉱業向けサービス一本で勝負するつもりのようです。もともと鉱業向けサービスは競争力があったこと、これから売上が回復しつつあること、というのが理由です。

一方、石油ガス部門は今年度中に売却を進め、有利子負債の圧縮を図る予定です。

Imdexの資料にも記載がありますがBHP Billitonも認めているように、「掘削した後の鉱物に関するデータ処理に非常に手間がかかっている」というのが鉱山会社の現状のようです。Imdexのサービスを用いることで、掘削回りの様々なサービスを受けられること、そしてデータ処理をリアルタイムで効率よく収集し、次のアクションのための時間を確保できるようです。他社とは違い、さまざまなサービスをパッケージにして提供できることが強みとなっています。Imdexによると「鉱山会社も徐々にImdexのサービスの有用性について認知してきた」と述べています。

私個人としてはこういうサービスはスイッチングコストが高く、良いビジネスだと思います。これからも伸びていくと思うのですが、あまりに市況に左右されるのが難点です。

コモディティ価格は2016年末までは低いままではないか、という予測が新聞紙面で掲載されています。未来のことはわかりませんが、少なくともImdexの売上・利益が爆発的に伸びるのは2017年以降だと考えています。

Imdexの株価ですが、2015円11月20日現在、0.235豪ドルと、3年前のピーク時の1/10以下になっています。私個人としては、今が底値だと考えていまして、今の内に仕込めば3年後の2018年にはうまくいけば10倍近くになるんじゃないかと期待しています。

今後もImdexの動向については注視したいと思います。

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