DUET Group取締役会, CKIの買収提案を受入

本日Duet Groupの取締役会よりDuet Group株主に対し、香港の大富豪李嘉誠率いる長江実業による買収提案を支持するとの発表がありました。これを受け、Duet Groupの株価は本日だけで15セント上げて2.93ドルになっています。

長江実業による買収価格は、3ドルですが、これに特別配当金3セントを足した3.03ドルが株主に対して払われます。長江実業による買収提案前の株価は2.3ドル近辺でしたので、株主は約30%のプレミアムを得ることになります。

※Duet Groupについては過去に記事にしていますので、参考にしてください。

Duet Groupに買収提案

【銘柄分析】Duet Group(DUE)〔2015年6月期〕

長江実業によるDuet Groupの買収を実現するには、まずDuet Group既存株主による承認、そして外国投資評議会(Foreign Investment Review Board: 通称FIRB(ファーブ))等の政府承認など様々な承認が必要になります。株価がまだ3.03ドルではなく2.93ドルであるということは、市場では長江実業による買収が100%実現するとは思っていないということでしょう。

私の場合はOzforexの事例、つまり買収提案があり株価が跳ね上がった後、買収提案が取り止めとなり株価大暴落という経験があったため(私の場合はラッキーなことに提案取り止め前に売り抜けることができまいた)、今回も持っていたDuet Group株について買収提案がポシャるまでに売ってしまえということで、13029株のうち13000株を売ってしまいました。残りすこーしだけ残していた余りの29株分も、これを機に売ってしまおうと思います。今となっては、2.8ドル程度で売るのではなく、今日まで持ち続ければもっと儲かりました。しかし株式投資は「頭と尻尾はくれてやれ」との格言もありますし、ありがたく30%弱のプレミアムを乗せて無事売ることができるので、気にしないようにします。そうこうしているうちに買収提案がポシャり、「あのとき2.8ドルで売っててよかった」となるかもしれません。

しかしながら個人的には配当利率7%(長江実業による買収提案前)を超える安定インフラ株がASXから消えてしまい、寂しい気もします。せっかく100万ドルたまった後の配当金生活では主力銘柄にしようと思ったのに、買収されるとどうしようもありません。

しかしながら今後も連邦政府や州政府が電力・ガスといった政府保有のインフラ資産を民営化する動きが出ています。もしこれらが民営化の後上場すれば、安定配当株になると思います。

昨年はニューサウスウェールズ州の送電公社Ausgridの一部が民間に売りに出されました。Ausgridについては長江実業も買収を提案するも、オーストラリア政府により買収を阻まれ、結局オーストラリアの年金ファンドが取得しています。(オーストラリア政府は中国資本による自国重要資産の買収に神経を尖らせており、長江実業によるAusgrid買収をブロックしました。)今後、西オーストラリア州政府保有の送配電公社Western Powerが民営化されるとの観測があり、引き続きウォッチしたいと思います。

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