オーストラリア 人口統計(2017年6月)

オーストラリア政府機関であるAustralian Bureau of Statistics(オーストラリア統計局)が2016年6月から2017年6月にかけての人口動態の推計数値を発表していましたので紹介したいと思います。

私はここ最近かなりの額をオーストラリアReitに投資しているため、人口動態が気になっています。

オーストラリア統計局の数値によると、2017年6月のオーストラリアの総人口は2460万人で、2016年6月から約38万人、率にして1.6%の増加とのことです。各州別の状況を統計局のデータをダウンロードして日本語でまとめました。

統計局は、今年の人口推計から、人口増の要因を「自然増」「国内の移動」「海外からの移住」の3つに区分して推計数値をだしています。

主な特徴は下記です。

  • どの州も自然増(出生数が死亡数を上回っている)。自然増合計で14万2千人
  • 海外からの移住が多い。移民は24万5千人
  • ニューサウスウェールズ州・南オーストラリア州・西オーストラリア州・北部準州から、他の州(ヴィクトリア・クイーンズランド・タスマニア・キャンベラ)に人々が移動している。

ここ最近職場の同僚などと話していますがどうやら「シドニーよりもメルボルンのほうが人気」みたいで、統計にも上記の通り如実に表れていると思います。人口増加率もヴィクトリア州が2.3%と最も高く、このままだとメルボルンがオーストラリアの人口NO1の座を奪還する勢いですね。おそらくシドニーの家賃が高すぎて他の州に移った人も多いのではと思います。メルボルンの家賃も高いですが…。

一方で南オーストラリア州や西オーストラリア州から他州に引っ越しした人が多い状況です。特に資源ブームが去った今、西オーストラリア州の不動産は冷え切っているとも聞きますし、やはり景気の悪い州から良い州に引っ越すんでしょうね。とはいえ海外移民のおかげで総人口は増えていますが。

ニューサウスウェールズ州・ヴィクトリア州・クイーンズランド州の東部3州の人口の伸び率は他の地域と比べると高いです。(キャンベラも東部にありますね)

私が投資しているCenturia Metropolitan Reit (CMA)は主に東部州のオフィス物件(一部西オーストラリア州などの物件を保有していますが)、そしてGarda Diversified Property Fund(GDF)はクイーンズランド州とヴィクトリア州のオフィス物件と産業用物件を保有しています。東部州は人口が伸びているのでこれらのReitには人口動態という意味では追い風が吹ている状況かと思います。

国全体の人口が増えているので結局どの地域の不動産に投資しても長期的には価値が上がるとは思いますが、人口増加のペースが速い東部州が投資先としては最もよいかもしれませんね。とはいえ景気・金利動向・競合物件などのファクターもあるので一概に「東部州をメインに投資しているReitが良い」というわけではありませんが。

今後オーストラリアの人口は3500万人を超えるとも言われています。オーストラリア全体の人口もさることならが、どの地域が伸びるのかがReit投資には重要かと思いますので今後も統計が出るたびに確認していきたいと思います。

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