テルストラの株価が上がってきました

日本では官房長官が「携帯電話は値下げの余地がある」と発言したことで、ドコモ・KDDIの株価が下がったようですね。。投資家としてはたまったものではありませんね・・・。利用者としてはうれしいかもしれませんが、残念ながら私は日本に居りませんので、日本の携帯料金が安くなろうが関係ないですが…。

一方で、オーストラリア最大の電話会社テルストラの株はここのところ順調に上がっています。今日はなんと7%も上がって3.27ドルとなりました。

6月末の株価である2.6ドル近辺で購入できた投資家は、この2か月余りで25%も値上がり益を享受したことになります。

なんでかな、と思って調べてみましたが、なんとTPGとVodafoneが合併に向けて話をしているというニュースがありました。これが今日のテルストラの株価上昇の理由です。

以前の記事でも記載しましたが、2017年にインターネット通信事業を行うTPGはオーストラリアの携帯電話市場への新規参入を発表しました。オーストラリアではテルストラ・オプタス・Vodafoneの3社が携帯電話事業を行っていますが、さらに4社目となるTPGが参入すると競争が激化して、携帯電話事業の利幅が薄まるとが必至です。

テルストラは、固定電話事業の契約数・売上は右肩下がりですが、携帯電話事業は契約数・売上ともに右肩上がりでした。そんな主力事業の携帯電話市場に、新規参入企業が現れたので、テルストラの株価が下落してしまいました。もともと配当金の減額でテルストラの株価は下がり基調でしたが…。

ところがTPGとVodafoneが合併するとなると、結局オーストラリアの携帯電話市場では相変わらず3社でマーケットを分け合うことになります。4社で競争するよりも、利益を確保しやすくなると思います。

もともと私は、アメリカであれ日本であれオーストラリアであれ、一国の携帯電話市場では3社までなら十分な利益を得られるものの、4社も参入すると利益が無くなるのではないか・・・と考えています。4社だとダメになるという確固とした根拠はないのですが、携帯電話基地局など巨額の設備投資が必要な事業なので、過酷な価格競争に陥ると設備投資を回収しにくくなるのかなと、個人的には思います。オーストライアの携帯市場が引き続き3社が占めるなら、テルストラの携帯事業の利益も安泰かなと思います。

まだ合併が実現するかどうか分かりませんが、もし実現したらテルストラ株はしばらく堅調でしょうね。これまで私はテルストラに関しては、投資対象から外していましたが、今一度”投資先候補リスト”にいれようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です