オーストラリア首相にスコット・モリソン氏が就任

オーストラリア与党の自由党内でゴタゴタが続いていましたが、財務相のスコット・モリソン氏が第30代オーストラリア首相に就任するようです。

モリソン氏は財務相の前は移民相でした。新聞などを読む限り堅実な政権運営を期待できそうです。実際、モリソン氏の首相就任により、豪ドルが上昇しました。マーケットも一安心したというところでしょうか。

今回の首相交代劇は、自由党の保守派のダットン氏が、ターンブル首相を追い落とすクーデターを仕掛けたことが発端でした。以前ターンブル氏に首相の座を追い落とされたアボット前首相は保守派の議員で、いまだに恨みに思っているようです。今回のドタバタ劇は保守派による巻き返しの動きとのことです。

ターンブル首相側は、自由党党首選を行い、再び党首に選ばれたのですが、あまりに僅差での当選だったので、自由党内の求心力が下がってしまいました。本日再度行われた党首選(のようなもの)ではターンブル氏は出馬せず、モリソン氏(財務相)・副党首のビショップ氏(外相)・ダットン氏(前内務相)の三つ巴の戦いになり、結果モリソン氏が勝ちました。

昨日の記事にも書きましたが、ダットン氏は「移民制限」を主張するなど、トランプ大統領のような政策を志向していました。外国人であるわたしとしては、これは困ります。

オーストラリア各紙も「こいつはヤバイ」と思ったのか、「ダットン氏は国会議員としての要件を満たしていない可能性がある」「ダットン氏はゴールドコーストに大豪邸がある」「中国の新聞には、『小さなトランプ』と書かれている」など、かなりのネガティブキャンペーンのような記事が掲載されていました。

あと、これは単なる悪口になってしまうのですが、ダットン氏はスターウォーズに出てくるシスの暗黒卿のような雰囲気なんですよね。。。見るからに悪役というか・・・・。

いずれにせよ、ポピュリスト的な人物が首相にならずに一安心です。

来年には下院議会選挙がありますが、ドタバタを繰り返す現連立与党の保守連合は、選挙に負けるでしょうね。次は労働党政権でしょうか。いずれにせよ、経済の足を引っ張らないで頂きたいと思いますね。

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