ブリスベンとメルボルンの物流物件の家賃が上がる?

一昨日のAustralian Financial Review紙に記載があったのですが、ブリスベンとメルボルンの物流施設の賃料が今後5年で16~20%程度上がるという予測がBIS Oxford Economicsというコンサル会社から出されているようです。

ここ5年の物流施設の賃料はずっと変わらない状態だったのですが、アマゾンをはじめとしたeコマースが伸びており、それにより倉庫需要が増加しているようです。

というわけで短絡的なのですが、このニュースを聞いて「買い」だなと思う投資先は物流施設を保有するREIT、すなわち”Industrial Reit”ということになります。

私が保有するGarda Diversified Property Fundなどはブリスベンとメルボルンにオフィス物件と物流施設を保有しているので、さらなる配当増を期待したいところです。

ところでオーストラリアでは私の知る限り「物流施設」のみ保有するREITというのは1つしかありません。それはCenturia Industrial Reit(CIP)というものです。

CIPは、私が保有するCenturia Metropolitan Reitの兄弟会社で、Centurial Capitalという親会社が物件投資の管理を行っています。

ところで、この物流施設REITのCIPは買収ターゲットなっているため、最近急に株価が上がっています。さらに、この買収合戦で今かなりゴタゴタしています。面白いので紹介したいと思います。

まず、Centuria Industrial Reit(CIP)の株価です。配当利回りは6.21%あります。

Propertylink GroupというオーストラリアREITがCIPに対し1株あたり3.04ドルの買収オファーを出したので、CIPの株価が3ドル近くまで大幅に上がっています。ところが、CIPの親会社であるCenturia Capitalがこれに対抗しています。

どういうことかとうと、Centuria CapitalはPropertyLinkの発行済み株式の10.9%を保有しています。この議決権を活用し、Centuria Capitalは、PropertyLinkの取締役排除に向けてアクションを起こしています。

図にすると以下のような感じです。

PropertyLink側は、「Centuria Capitalは、CIPからの物件管理手数料が得られなくなるので、困るんでしょ」と臨戦態勢です。

さて両社の争いはどうなることやら・・・。

実は私が保有するCenturia Metropolitan Reitの兄弟会社ということで、CIPの分析記事でも書こうかな~と思って財務諸表を見ていたのですが、まさかこんなドタバタ劇になるなんて・・・。

CIPやPropertyLinkを購入するには、この買収劇が完了するまで待つ必要がありますね。

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