Spark Infrastructureが買い時かも?

オーストラリアの送電線会社であるSpark Infrastructureという会社は、安定高配当株です。個人的には、Spark Infrastructureは買収ターゲットになるのではないか・・・と予想しています。もちろん確証はないので、投資する場合は各個人の慎重な判断が必要ですが。

Spark Infrastructure 2017年12月期の状況

以前の記事で分析していますが、記事の情報が少し情報が古いので、改めて2017年12月期までの財務数値をまとめました。

過去12年間で資産は順調に伸びています。売上は若干凸凹していますが基本的に安定しています。

配当利回りもだいたい7%前後となっています。配当金はリーマンショック後は安定して増額しています。それでも2006年のほうが一株配当金は高かったようですね・・。

ビジネスモデルとしては、ニューヨーク証券取引所に上場しているNational Gridと同様、送電線を保有するというものなので、今後も安定的な配当金は期待できるかと思います。

現在Spark Infrastructureが保有する送電資産は以下の通りです。(地図の番号と説明の段落番号は対応しています)

  1. 南オーストラリア州の配電会社、SA Power Networksの49%の権益
  2. ニューサウスウェールズ州の高圧電線会社、Trans Gridの15%の権益
  3. ヴィクトリア州の州都メルボルンに電力を供給する配電会社Citi Powerの49%の権益
  4. ヴィクトリア州の西半分に電力を供給する配電会社Powercorの49%の権益

2015年の記事にはこのほかに西オーストラリア州のガスパイプラインを保有するDuet Groupの株式11%もSpark Infrastructureの主な資産の一部でしたが、このDuet Groupは香港のCKIに買収されました。(私もこの買収で昔すこし儲けました

この香港のCKIが、Spark Infrastructureを買収ターゲットにするのではないか・・・というのが私の推測です。(何度も記載しますがこれは個人的な考えです。投資する場合はより情報を集める必要があると思います)

これまでの香港のCKI(長江実業)による豪州インフラの買収の歴史

香港の大富豪である李嘉誠率いるCKIは、2014年にオーストラリア各地のガスパイプラインを保有するEnvestraという会社を買収し、2017年にはこれまたオーストラリアのガスパイプラインを保有するDuet Groupを買収しました。

現在CKIは、オーストラリア最大のガスパイプライン保有会社である、APA Groupに買収提案を出しています。

CKIによるAPA買収には、豪州政府の許可が必要なのですが、今回豪州のフライデンバーグ財務相が「CKIによるAPA買収は国益に反する」ということで、買収が不成立になりそうです。自国のエネルギー資産のほとんどを香港資本に買収されるのは、豪州としてもリスクがある・・・と判断したのかなと思います。

とはいえ、これまでEnvestra, Duetと2つのエネルギーインフラ資産の買収を進めてきたCKIがこれで諦めるとは思いません。

次は、豪州の電力インフラ大手であるSpark Infrastructureの買収に乗り出すのでは・・・という観測記事が新聞に載っていましたし、私もそんな気がします。

Spark Infrastructureの配当利率

Spark Infrastructureの2018年11月9日の株価です。

配当利率6.85%とかなり高い状況です。というわけで個人的には、今の株価水準で購入してもいいかな、というレベルです。安定したビジネスモデルで、これだけの配当利率があれば十分かなと思います。

というわけで、この前豪州リートから入った配当金のうち、3000ドル余りでSpark Infrastructureを購入しました。これからコツコツ買い進めていこうかな、と思っています。

もしCKIが買収提案すれば株価が跳ね上がるでしょう。うーん、他の銘柄から乗り換えようか、迷うところですが、今のところは配当金を原資にSpark Infrastructureをコツコツ購入しようと思います。

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