2019年までシドニーのオフィス賃料は上昇か

今回はオーストラリア・シドニーのオフィス不動産市況の記事です。

不動産コンサルタント会社のBIS Oxfordという会社によると、2019年末にかけてシドニー中心部のオフィス空室率は3%、シドニー郊外を含めた都市圏でも4.5%と、低く推移するとのことでしす。

新規に供給されるオフィス物件は少なく、特に中心部では2019年末まではほとんどゼロということです。

とはいえ、シドニー経済は成長しているので、オフィス需要は徐々に増える予想です。今年7月のシドニー中心部の空室率は4.6%と過去10年で最低を記録しました。上記に記載した通り来年末にかけて空室率が3%に下がるので、オフィス賃料の上昇圧力がかかります。

別の不動産コンサルタント会社であるCollier Internationalも、BISと同様2019年央に空室率は3.5%に下落すると予想しており、2021年にかけてオフィス需要が「穏やか」であったとしても空室率は5%を切るとの見通しを発表しています。シドニー中心部の賃料は1平方メートルあたり1000ドル、8.6万円もするようです。。これは高い。。

シドニーはじめオーストラリアのオフィス需要が堅調なこともあり、オフィス物件を保有するInvesta Office FundというReitが買収提案を受けました。2社、すなわち米ブラックストーンと加オックスフォードプロパティグループという2つの大手ファンドによる買収合戦となったのですが、結局カナダのオックスフォードプロパティグループが競り勝ち、33.5億豪ドルでInvesta Office Fundを買収しました。

オーストラリアでは最近住宅価格が下落しており、「すわ不動産不況か!」という意見もありますが、どうやらオフィス物件の市況は堅調なようです。

オーストラリアというのは広大な土地に2500万人しか居ないうえに、人口は各州州都に集中しています。どんな商売でも対して規模の経済が働かず、結果として大手2~3社が寡占してしまうという特殊なビジネス構造にあります。

結果として消費者は高価格低サービスに苦しむことになり、低いサービスに対し物価も高いですが・・・各企業は高いオフィス賃料も払えるくらい儲けられるということで、オフィス物件保有者にとっては有利な状況かなと思います。

私が保有しているCenturia Metropolitan ReitやGarda Diversified Property Fundもオーストラリアのオフィス物件を保有しています。今後も堅実に配当金を払ってほしいものです。

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